真の護身とは「危うきには近寄れぬ」

2017.07.28 Friday

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    昨日、バキネタを書いたので今日はちょっとその続きというわけでもありませんが格闘技談義を。

     

    ワタナベさんはキックボクシングを始めて4〜5年ほど経ちます。

    ジムに入会当初は週6、体力的に衰えてきた現在でも週2〜3日くらいはしっかり練習しており、プロになれるほど強くはないですが、人に教えるくらいの技術は持ち合わせてるという自負はあります。

    んで、昨今、悲しいことに物騒な事件が頻発していることもあり、たまに女性の友人・後輩に格闘技を始めたいと相談されることがあるんですが、

     

    結論から言いますと格闘技(武術)は護身術には向きません。

    なぜかというと格闘技(武術)は相手を倒す技術であり、護身術は身を守る技術のため、技術としての終着地点が異なるためです。

     

    これはワタナベさんがまだ20代の頃、初めて門戸を叩いた柔術道場で僕の入門理由を聞いた若先生に言われた言葉でもあります。

    ちなみに、その道場は戦国時代に刀などの武器がないときに如何に効率良く相手を戦闘不能にするかということを目指した流派という超実戦的柔術道場でした。

     

    いや、ホントはこういうところに入門するつもりじゃなかったんですけどね。

     

    当時、ワタナベさんはグラップラー・バキにハマっており、その中でも渋川剛気先生が特に好きなキャラでした。

    んで、この渋川先生というのが【合気道を極めた護身の達人】でして、そんな渋川先生に感化されワタナベさんも護身術をやってみようと思い、当時の職場の近くで調べた道場がこの道場でした。

    結構、老若男女いろいろな人が入門されていたので問題無いと思ったのですが、話を聞いてみると前述の通り。

    渋川先生に憧れていたのに、ついた先はなぜか本部以蔵が師匠の道場という不思議。

     

    最初に教わった【突き】の説明が、『ノーモーションで突きを繰り出し、相手の肋骨に叩き込んでへし折ります』ってさわやかに言われた時はどうしようかと思いましたね。

     

    他にも短刀の捌き方や刀の捌き方、70僂らいの棒を渡されて杖術の捌き方なんかも教えて頂きましたが、正直、この近代社会日本で杖術使いと合い見えることなんて、よっぽどのアンダーグラウンドな世界で生きてないと無いとは思います。

     

    そんな武に重きを置いた若先生のこのお言葉ですが、実際、僕もそう思います。

    どんだけ鍛錬しても越えられない壁というのは実際ありますからね。

     

    君子危うきに近寄らず。まずトラブル巻き込まれないようにするのが一番です。

     

    また、万が一トラブルに巻き込まれてしまった際には、全力であらゆる手段を用いて逃げること。

    相手を叩きのめしても得られるものなんて安い自尊心くらいですからね。

     

    そういう観点からいうと個人的には最高の護身術はランニングだと思うので、相談された相手には以上のようなことを説明したうえで、とりあえず今からアディダスSHOP行っていいランニングシューズ買ってこいアドバイスするのですが、残念ながら今までこの回答で納得を得られたことはありません。

     

    いや、でも、ホント、割とガチでそう思うんだけどなぁ…。

     

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